なぜ資格を取得すると得なのか?
なぜ資格を取得すると得なのか?
今回のテーマは「資格をなぜ取得するのか?」です。
資格をとるメリットなどについて紹介していきますよ。
目標の職業につくため、キャリアアップのため、といったように資格を取得する理由は様々です。
ただ、せっかく資格を取得しても十分に活かせないこともありますよね。
そのため、その資格がどういったもので、とるメリットはあるのかについてしっかりと考えることが大切です。
そもそもなぜ資格を取るのか?
・就職先で必要
・その資格でしか働けない仕事
・キャリアアップにつながる
・努力をアピールできる
・就職先で必要
近年では銀行勤めなどでも、宅建などの資格をとることを職場から求められることがあります。仕事をするなかで、他の業種の資格が必要になることがあるということです。
そのため、たくさんの資格を持っておくことは、就職に役立つと思います。
また、就職した後でも資格をもっていることで、社内での立場がよくなることもあるでしょう。
・その資格でしか働けない仕事
弁護士や税理士など、資格をもっていないとできない仕事もあります。
これらの資格はとるのが難しいですが、その代わり資格をもっていない人にはできない仕事(独占業務)を行うことができます。
これらの仕事は限られた者しかできないため、市場価値が非常に高くなっています
こういった業界では、資格を持っていることが就職のとき非常に優位に働きます。
・キャリアアップにつながる
近年、こういった目的で資格を取得する方が非常に増えています。
転職のために資格を取得する場合ももちろんあるでしょう。
ただ近年は、社内で求められる仕事の内容がかなり多岐にわたることもあります。
資格をたくさん持っている方は、そういった状況に対応できるので、重宝されることも多いでしょう。
そのため、出世しやすくなったり、いいポストをまかせてもらえたりする可能性が高くなります。
また、社内で規定されている資格を所持していることで、業績評価などもよくなる場合があるみたいですよ。
・努力をアピールできる
こちらは上記3つとは少し違います。
資格をたくさんもっていると、就職・転職の際に、「努力をした」というアピールをしやすくなります。
そのため、他の方よりも、よい評価がもらえる可能性が高くなります。
また、希望の部署がある場合にも「〇〇の資格がある為、この部署で私の力を活かしたい」などと言えるため、希望部署への移動できる可能性も高くなるかもしれません。
資格取得時の注意点
・関係のない資格を取ってしまう
・誰でも持っている資格を取得してしまう
・実務経験が必要な資格がある
・そもそも、その資格は意味があるのか?
こういった注意点がありますので、順に説明します。
・関係のない資格を取ってしまう。
前述したとおり資格をもっていると「努力をアピールできる」ため、資格を取得することはいいことだと思います。
しかし、例えば建築関係の仕事に就職・転職するときなどは、下記のような印象を与えてしまうかもしれません。
・この人はなぜこんなにも多くの資格を持っているのにウチを選んだのか?
・そもそも資格ばかり持っているが実務は出来るのか?
こういったマイナスのイメージを与えてしまうこともあります。
そのため、履歴書に資格を記載する際には、持っている資格のなかから、その業種に適した資格を選ぶ必要があるでしょう。
・誰でも持っている資格を取得してしまう。
また、だれでも持っている資格は、もっていてもあまりメリットはないかもしれません。
英検であれば、準2級と2級などで線引きがされてくると思います。
・実務経験が必要な資格がある
例えば税理士の場合であれば、国家試験に合格したとしても、そこから2年以上の実務経験を積まないと資格が与えられません。
このように試験合格=資格取得が絶対というわけでもないのです。
・そもそも、その資格に意味はあるのか?
これは私の一例ですが、当時様々な資格の取得ができて、そのことに自己満足と達成感を感じていました。そして、その流れとノリで「エコ検定」を取得したことがあります。
時が経ち、我に返ってみると
「そもそも、この資格はなに?」
「いつ使うの?世の中に必要なの?」
このように急にやるせなさを感じてしまいました。
このように、そもそも資格をとって意味があるのか?と自分でも考えてみて下さい。
まとめ
今回は、資格を取得するメリットとその注意点を紹介しました。
皆さんも、今後のために資格を取得してみてはいかがですか?
その際には紹介した注意点を忘れずに!