健康になる為の正しい食生活
健康になる為の正しい食生活
規則正しい生活や1日3回食事をすること。
当たり前と言われているようなことでも、現代社会では様々な要因によってそうすることが難しくなっています。
それでは、正しい食生活とはどういったものなのか。
もう一度原点に戻って考えてみませんか。
この記事では、「正しい食生活」とはどういったものか、そして、そういった生活をおくることでどんな効果が得られるのかなどについて、解説していきたいと思います。
ぜひ最後まで読んでいってください。
規則正しい食生活とは
やはり基本は、 1日3食、栄養のバランスがとれた食事をすることです。
そうすることによって、活動に必要なエネルギーや栄養素を補うことができますし、生活のリズムも整えていくことができます。
食事をする際はお腹いっぱい食べるのではなく、できれば「腹八分目」を心がけるようにしましょう。
健康を維持するためには、「摂取エネルギー」と「消費エネルギー」のバランスに気をつける必要があります。
「摂取エネルギー」とは、1日の食事から得られるエネルギーのことで、「消費エネルギー」とは、1日の活動で使われる消費エネルギーのことです。
「摂取エネルギー」の方が多いと、余ったエネルギーは体脂肪となり、体に蓄積されていきます。そういった状態が続くと肥満を引き起こします。
逆に「消費エネルギー」の方が多い場合には、体重が減っていきます。
それが健康的な体重減少であるなら問題はありません。
しかし、食欲の低下や偏った食事により「摂取エネルギー」が少なくっているといった場合は注意が必要です。
こうなると栄養が不足してしまい、健康を維持することが難しくなります。
この状態が続くと、低栄養状態に陥り、寝たきりや要介護のリスクも高くなっていきます。
食事は1日3食を基本とし、毎日同じ時間帯に食事を摂るようにしましょうね。
毎食のエネルギー量には、理想の割合があると言われています。
その割合は、朝、昼、夜の順で、3:4:3(または3:3:4)です。
お昼ごはんもしくは夜ご飯はしっかりとるよう心がけましょう。
ただし、夜ご飯の量が多すぎたり、就寝2時間前の食事は肥満を招きやすくなりますので、注意してください。
また、食事の間隔は空けすぎないようにしましょう。
食事の間隔が空きすぎてしまうと、体が飢餓状態となり、1度に沢山食べてしまいますし、朝食を抜いてしまうと、体は代謝を抑えてエネルギーを使わないようになってしまいます。
なお、1日3食の食事をしていても、「〇〇だけ」「〇〇抜き」のような偏った食事の仕方をすると、ビタミンやミネラル、たんぱく質などの栄養が不足することがあります。
「 1日3食、栄養のバランスがとれた食事をすること」が重要です。
昔ながら和食スタイルである一汁三菜(主食、主菜、副菜2品、汁物)にすると、栄養のバランスが良いのでおすすめですよ。
規則正しい食生活の効果
規則正しい食生活を続けることで以下の効果があります。
- 腸内環境が整う
- 自立神経の乱れを防ぐ
- 集中力が高まる
- 健康を維持できる
【1】腸内環境が整う
バランスのよい食事は、腸内環境の正常化をもたらします。
腸には、善玉菌と悪玉菌、日和見菌という3種類の腸内細菌(腸内フローラ)が存在しています。
これら3つの菌が腸内でバランス良く存在していると、腸内環境が正常に保たれ健康でいられます。また、きれいな肌を維持することができます。
【2】自立神経の乱れを防ぐ
自律神経が乱れると、心身がリラックスできない、疲れが軽減しづらい、寝つきが悪くなるなどといった影響が出てきます。
こうならないためには、日々の食事の栄養バランスを意識し、身体の内側から調子を整えていくことが大切です。
【3】集中力が高まる
決まった時間に食事を摂ると、体内時計がきちんと働きます。
体内時計がきちんと働くと、仕事や勉強に集中することができます。
「1日3食、決まった時間に食事をすること。」
このことを守ることが、体内時計をきちんと働かせることにもつながるのです。
【4】健康を維持できる
健康的な食生活は、健康を維持することにつながります。
健やかな身体を維持するために、食事の管理がかかせませんね。
まとめ
健康を維持するために、食事は非常に重要です。
栄養バランスの良い食事を心がけながら、生活してみてくださいね。